こんにちは。塗装一筋25年。そのほとんどが下請けで鍛えられ、愛されてきた、という自負のある、瀬戸塗装の瀬戸でございます。
しげちゃん建築用語コーナーは、楽しく建築用語を覚えてもらえます。
今日は、建築用語ではなく、『塗装屋の隠語』を、文化とともに勉強してもらいますね。
さっそくですが、今日の隠語は、
お湯(おゆ)

これはどんな意味がある言葉がおわかりでしょうか。
・・
・・
・・
お湯は温かいものですが、昔の日本の塗装職人からすると、ぬるい=甘い、という考えがあったのでしょう。
実質的に現場が進まない日、しかし、日当は出る日を「お湯」と指し、少し軽蔑して見ていました。
お湯日の意味(現場感覚)を一言でいうと
「仕事はある体(てい)だけど、ほぼ休み」
という意味合いです。
つまり、現場が進まない日は、塗料は塗れない。
だから、違う液体を、冗談ぽく取り上げて、ぬるい液体の「お湯」が出てきたのではないかと思います。
ここでよくある具体的なケースは
- 天候不良で本来の現場ができない
- 段取り待ち(前工程・後工程の都合)
- 職人は現場に顔を出すだけ
- 道具の手入れ・掃除・軽作業のみ
- 早上がり確定の日
つまり、付加価値がほぼ生まれない日、を「お湯=ぬるい」と表現していたんです。
しかし、経営視点で見る「お湯日」の本質は・・
塗装職人目線では
- まあ今日は仕方ない
- 現場に出ただけマシ
ですが、経営者目線では
- 人件費は発生している
- しかし売上は立たない
つまり、お湯日が多いほど、経営では数字が合わなくなる、赤字になるのです・・。
さらにここから、「お湯」→「お給料(お金)」と派生していきました。
職人目線では「お湯」を「お金」と捉え、
「お前、お湯持ってんのか?」と使ったり、
お給料日を「お湯日」と言ったりします。
~~~
つまり。
隠語というのは、一つの意味だけを示しているのではなく、
その本質的な概念から、派生した使われ方がされているということなんです。
「隠語をあなどる無かれ」ですね。
~~~
昔ながらの伝統の塗装屋さんに塗装をご依頼したいと思っていただいているお客様は、ぜひ、以下から瀬戸塗装へお尋ねくださるとありがたく思います。
いつもありがとうございます。
(代表・瀬戸)





