外壁塗装の高圧洗浄。熟練親方 瀬戸が語る6つの注意点【保存版】

外壁塗装って、どうしても「塗る作業」が主役に見えますよね。

でも現場にいる私たちからすると、塗る前の高圧洗浄こそ、仕上がりとクレームの分かれ目になる大事な工程です。

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こんにちは。塗装職人って、何も考えていないように思われがちなのですが、実は、かなり繊細な性格をしている私、瀬戸塗装の代表、瀬戸でございます。

今日は、お客様に時々、聞かれる高圧洗浄について、私なりに、お伝えしますね。

(以下の文章は、かなり考えて、まとめてみましたので、じっくりお読みくだされば嬉しいです😅)

高圧洗浄は、ぱっと見「水でザーッと洗うだけ」に見えます。

ところが実際は、油断すると ご近所トラブルや 室内への浸水、設備故障につながるリスクがあり、逆に洗浄が甘いと、塗装後に不具合が出ることもあります。

江戸川区の現場は特に、家と家の距離が近いケースが多いです。

狭い場所だと、お隣との距離が50〜60cmというお宅も珍しくありません。

だからこそ、瀬戸塗装では、洗浄のとき、次の点を徹底しています。

1、「しぶき」を飛ばさないように気をつける

江戸川区の住宅街では、隣家との距離が近い現場が多いので、まず最初に意識するのはしぶき(飛散)です。

高圧洗浄の水は、壁に対して正面から当てると跳ね返りが強くなり、狭い場所ではお隣へ飛んでしまうことがあるので現場では

  • 水が外へ逃げない角度を考えながら当てる
  • 跳ね返りが少ない距離感で当てる
  • 風向き(特に横風)を見ながら当てる

この3つを見ながら、水の当て方を調整しています☺️

それでも飛び散りそうだな、、という場合は、

  • ブルーシートで養生する
  • 手元にベニアを持たせて、カバーして「壁」をつくる

このようなことを行っています。mm

2、2階・3階の高圧洗浄時には、下の「通行人」まで気を配ることも大事。

高圧洗浄で意外と盲点なのが、2階・3階の洗浄です。

上からの水は、思っているより広い範囲に落ちます。

江戸川区は人通りも多いので、通行人の方にしぶきがかからないように、

  • 洗う順番を工夫する(人の流れが少ない時間帯に寄せる)
  • 下方向への落ち方を見ながら当て方を変える
  • 必要なら一時的に作業を止める

こういう、地味な配慮を当たり前にやっています。

現場って、こういう積み重ねで信頼が決まるんだと思います。

3、壁や屋根がもろい場合は「強さ」を合わせる

高圧洗浄は強ければ良い、というものではありません。もろい外壁や屋根に強く当てると、素材を傷めたり、余計な剥がれを起こしたりします。

そういう場合は、圧を落として「ちょうどコケが飛ぶ程度」の強さに合わせます。

落とすべき汚れは落とす。

でも、壊してはいけない。

この「ちょうどいい」の見極めが職人の仕事ですね。

(ただし。。プライベートでは、若い集の殻は一発で落としたくなる私でもありますが・・。これからは、若い集のクセや殻を飛ばすにしても、強弱をつけることも大事ですかね・・。自分で書いていて、そう思いました・・😅)

さて。話は戻して・・。

4、窓・ドアには「水を入れない」ことを気をつける

さらに、窓やドアは、水が入れば当然クレームになります。なので瀬戸塗装では基本として、

  • 上から当てて流す(横や下から押し込まない)
  • サッシ周りは特に角度を慎重に
  • 換気口や隙間がある箇所は無理をしない

このあたりを徹底します。

その上で、窓は高圧洗浄をした後、そして塗装工事が完了した後にも、汚れを拭き取って整えるようにしています。

「洗ったから終わり」じゃなく、最後まできれいに仕上げる。

一見、塗装とは関係がないように見える、こういう一手間が、住宅塗装では、大切な要素ですね。

5、電動シャッター・分電盤は「当てたら終わる😅」

さらに、設備系は、高圧洗浄の事故が起きやすいポイントです。

特に注意しているのが、

  • 電動シャッター:水を当てると電気がショートして動かなくなることがある
  • 分電盤:水が入ると停電につながる

ここは本当に油断できません。

実は昔、うちの親方がマンションの分電盤に水をかけてしまい、
大クレームになったことがあります。夜に発電機を持ってマンションへ向かい、東京電力にも相談して、なんとか解決しました。

こういう経験があるからこそ、今はなおさら慎重にやっています。

「起きてから対応」じゃ遅いので、起きないように守る。それがプロの仕事だと思っています。

6、工場や折板屋根の水洗いでは「内部への侵入」が一番怖い

また、住宅だけでなく、工場や倉庫の洗浄も同じです。

折板屋根などは、場所によっては内部に水が入りやすい構造もあります。

実際、工場の折板屋根から水が入ってしまい、機械に水がかかって故障し、保険で対応したこともあります。

この手の事故は、外から見ても分かりづらい。だからこそ、高圧洗浄前に

  • どこが弱点になりそうか(隙間・立ち上がり・端部)
  • 内部に大事な設備がないか
  • 水が入った場合の影響範囲

ここまで想定して、洗い方を決めます。

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正直に言うと、私も若い頃は「自分が出来るから」と思って、現場親方に任せてしまい、結果クレームを頂いたことがありました。

それ以来、瀬戸塗装では高圧洗浄を「簡単な工程」ではなく、一番事故が起きやすく、一番仕上がりを左右する工程として扱っています。

  • 近隣への配慮
  • 室内への浸水防止
  • 設備の保護
  • 洗浄の精度(汚れ残りは塗装不良に直結)

この全部を同時に成立させる必要があるからです。

今、外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ「高圧洗浄をどう扱っているか」も、業者選びの基準にしてみてください。そこに、仕事の姿勢がいちばん出ると思います。

業者選びで、ご不安を感じられておられましたら、お気軽にご相談くださいね。

私は話し方はあまり上手ではありませんが、正直に、親身になって、お客様のためにご対応をさせて頂くことをお約束いたします。mm

いつもありがとうございます。

(代表・瀬戸しげお)

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